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"身体を整える"ことでより豊かな日常を!!皆さまの心身の健やかさを支える、楽しい【場】を提供しています
ソフィア多治見ヨガ教室 稲垣千枝子

感覚と信念の関係

Aヨガのインストラクターの仲間と

動きと予測

感覚と信念

ということをテーマに座談会をした。

私たちは

体を動かすときには常に脳でその結果を予測しています。

「包丁ならこれだけの力で取りに行けば持てるだろう」

「あの段差はこのくらいの力で足をあげれば大丈夫だろう」

「このくらいの声の大きさなら相手に聞こえるだろう」

などなど

この予測は

合致するときばかりではありません

予測の誤差を常に調整しながら私たちは行為します。

そして

それが

学習です

そうやって長年の学習の中でつくられていくものが

ボディスキーマです

ボディスキーマとは

身体図式のこと

自分の姿勢や動きを制御するときに働く無意識のプロセスです

脳内では様々な感覚情報を統合して常に体全体を把握しているのですよね。

そしてその統合には

経験も入りこんでいます

っていっても無意識に、あくまでも。

そして

その身体図式によって私たちは予測を行うのです。

経験も含むので

「前屈はここまではできる」

とか

「雨の日は頭が痛くなる」

とか

「このくらいの距離なら歩けるだろう」

とかも予測します。

これら予測と結果、そして修正の繰り返しが経験となり新たなボディスキーマが形成されていきます

そして

経験、それに基づく信念もそこから築かれていきます。

この

感覚と信念の関係性について

さまざまに意見交換しました。

★強すぎる信念は、たった今の感覚を阻害することになる

★信念の書き換えには自己主体感が必要

★予測との誤差をどうとらえるか(危険?安心?)

★修正力こそボディスキーマを磨くものである

★感覚を信念に近づけることで誤差を減らしている時がある

などなど

興味深いのは

私たちの感覚が信念を作り

信念はまた

感覚の通じて変化する

ということ。

私たちは体を動かしながら

常に

❛❜何を信じているのか❛❜

を変化させている!!!

 

身体感覚の心へのはたらきを皆で共有出来た瞬間がありました

 

よし!

明日からも!!

と思えました。

 

 

 

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