重力を考えて動くレッスン
昨日
ヨガの冬合宿としての勉強会がありました。
複数の講座が開催される中
自分が興味を持ったものを3つ選択しました。
その第一弾が
動きとバイオメカニクス
バイオメカニクスで考える、とは?
地球上にある物体に共通している「動き」のルールをもって
人間のバランスや動きを理解しよう
という学問。
それを踏まえると
効率の良い動きかたがわかったり、
動くにはどんな力が必要で、それがどうしてなのか、がわかる
そうです。
ニュートンの運動法則の話がありました。
① 物体の運動は、外から力を加えない限り変化しない
⇒人が動くには、外から何らかの力を受けなければならない
②物体に力を加えると、その力に比例して物体の加速度が変化する
⇒外から受けた力に比例して物体の加速度が変化する
③物体がある物体に力を加えると、その物体から同じだけの力が逆方向に返ってくる(作用反作用の法則)
⇒何かに対して力を発揮しているとき、その反対方向の力を受ける
この地球上のすべてのものに働く力
それがす
重力
です
そしてこの重力の作用点
これが
重心
骨盤と肋骨の間
丹田の辺りです。
作用反作用の関係で
こうなります
私たちは体重分の重力で床を押しています
そして
法則にのっとれば
その重力と同じだけの力で
床から押し返されています
この反作用、床反力が生じているのが
足の裏
立っているときは
足と足の間で支えを作っています
私たちは常に重心を変化させています
そのたびに足の位置を変化させているのです
重心移動の先に足を置いているのです
もし
重心が
足裏の間(支持基底面)から外れると・・・
転びます
今週はレッスンの中で
立ったまま重心を前後に動かす、
ということをしています。
すると
足先に重さを感じたりかかとに感じたりします。
これは
重力に対する反力の作用点を変えているのです。
そしてさらに
足の位置を様々に変えたり
その位置で重心位置を変化させたりして
作用点を変えています。
そうやって
足裏の感覚を観ていきます。
この感覚がバランスの許容度を変化させるのです。
ぁ、
足だけでなく
手でも基底面を作りますよ!
今週は
バイオメカニクス的に
動いていきます!