両方あると分かってる!?
友人と一緒に身延の
七面山に登ってきました。
七面山は身延山を鎮守する霊峰です。
あ
身延山には
日蓮上人の墓所があり、その御心が棲む永遠の聖地とされています。
七面山の守護神が七面大明神。
七面山の登りは厳しいけど
それを乗り越えて山頂の七面天女にまみえる、というのが
山岳信仰者にとっての願い、達成感になっています。
そんな修験道の山である七面山。
この山の山頂に向かう途中に
敬慎院というお寺があります。
https://www.kuonji.jp/shichimenzan/shichi-tokei.htm
ここに上がるまでの登山道では
お坊さんや
白い装束を身にまとった信者の方たちが
お経を唱えながら往来する姿がありました。
ここではすれ違いの挨拶は
「お疲れさま」
なのだそうです。
つづら折りが延々と続く登山道
一丁目から始まり
ゴールは五十丁目!
山頂はそのまだ先でした。
長い道のり~
途中4か所ほどお茶屋があります。
見晴らしは、、、
ところどころに見どころが
仏教信仰の心得、ともいえる言葉がところどころにある看板に書かれていて
それを読みながら
疲れを紛らわす・・・
その中の一つ
『穢土も 浄土も 表裏一体』
(わたし的意訳、です)
が、印象に残ったなあ。
浄土に向かっていると思えば、この長~い登りの疲れは吹っ飛ぶはず!?
疲労を言い訳に、早く早く~っと、急いで下山しても穢土が待っているだけ!?
なんて
自己解釈したりしてね。
さて
敬慎院の門前
その先の道
鐘は連打禁止です
ここからさらに行く
木にぶら下がる苔がいっぱい
おお
富士山の真ん中だけ見えた
手前はガレてる
さらに進むと
面白いように声が響くこだまの森
絶叫しながら進んで
山頂へ
4時間頑張った!!
ガレ場に戻ってランチ
わーい
おにぎりは交換
おかずのおしつけする私(笑)
浄土から
穢土へ向かう道
何処に在っても
表裏は一体
なのだ!