安心はどこから?_image
"身体を整える"ことでより豊かな日常を!!皆さまの心身の健やかさを支える、楽しい【場】を提供しています
ソフィア清水ヨガ教室 稲垣千枝子

安心はどこから?

3日連続の雨

朝から夜まで降ったりやんだり

結構な雨量。

私が7月末に小屋に来たときは晴天続きだったので

まるで

梅雨に入ったかのような連日、雨の空模様

お陰で

本が読めます

 

 

読んでおきたかったこの本

読了!

 

そして

今日はこの本

山小屋にある

bossの蔵書。

この本の第一章に

「人」からの遊離

というタイトルの文章があって

ガーナに滞在した時の著者の発見が記されてます。

こちらほんの一部ですが

私の略です

 

圧倒的な原野で狩りをするものは

常に身の危険を感じながら獲物と対峙する

そうやって

自分の魂が「人」としての在りようから離れていきそうになる、

そんな時

細い糸を手繰るように野営地に帰りつき、他人の声を聞くことでやっと

「人心地がつく」

・・・・・・

野原にいる子供たちはウーティスを怖がっている。

ウーティスとは

「誰でもない」

ということ。

そして文章の最後にはこう記されてます

こちら原文のまま

自分を超え出る何ものかに浸透され、「人」としての自己から遊離すること。

漠然とした世界の中に、つかの間の居場所をつくり、

つながりの中で「人」であり続けること。

この緊張と不安に満ちた往還の中に、

ただ人間であるというのではない、生きものとしての人の姿が見えてくるように思う。

「人」は

人との関係性の中で

「自分」

を作り上げている

または

社会での属性の中で

自己が確立する。

他人を通じて初めて

自分を知ることができる。

だから

ひとりでは「ひと」は成り立たない。

 

ひとり、野に立つとき

その孤独と存在への不安は

人の声がすることによって解消される

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

今日読了した本には

社会性というのは

私たちに

「安心」をもたらすもの

とあった。

逆に

「安心」があるから

社会に出て行くこともできる、と。

それは

神経系の働き、神経系の進化の過程からもいえること。

実は

この社会性こそ

私たちの自律神経

交感神経

副交感神経の

より良い往来を取り持つもの。

他者とどうかかわるかで

自分を調整しているのです!!

特に

「聴覚」

これは

社会性を考えるうえで

重要な刺激になるのです。

「聴覚」

実は

発声とも関係します!

このことはまたの機会に。

 

二つの本のに共通の点があることを見いだせた

そんな

今日でした。

小屋にも

もちろん

社会は存在しますよ

いまはここが私の安全基地

なんで

私がよくよくわかります

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